免疫について

病気と免疫は切っても切れない関係にあり、私たちの体を守る免疫のしくみが正常に働いてこそ、病気を予防し治し、健康な生活が送れるのです。

これからの健康管理に「免疫」が重要な鍵になることは間違いないことです。

風邪ひとつにとっても、病院などで風邪薬や抗生物質をもらいますが、これらは症状を抑えているだけで、その間に体にある免疫の力で風邪のウイルスをやっつけて風邪が治っているのです。

ちなみに、抗生物質では風邪のウイルスは殺せません。それなのに病院で「抗生物質」が処方される理由は風邪で弱った患者さんが、空気中などの雑菌などに二次感染しないように予防的に出されているのです。世界的にみても、風邪で抗生物質がこれだけ処方されているのは日本だけです。

つまり、お医者さんが風邪を治しているのではなく、結局は自分の力で治しているのである。これが免疫です。

胸腺(きょうせん)免疫

胸腺は長い間、盲腸と同じく『幻の臓器』『幻の分泌器官』などと呼ばれ、いくら調べてもその働きがわかりませんでした。ここ20年程の間で、がん・アレルギーの研究が詳しく行なわれるようになってきて、この胸腺の働きが解明されました。

【赤ちゃんの話】

生まれてくる赤ちゃんにとって、この世の中は、とても怖いところです。細菌・ウイルス・カビ・寄生虫…危険がいっぱいです。しかし、生まれてきた赤ちゃんは元気に育っていきます。なぜでしょう?

赤ちゃんは、お母さんから母乳により抵抗力(IgA)をもらっています(母子免疫)。しかし1,2ヶ月経つうちに、その力が弱まっていき、半年くらいでなくなってしまいます。 なくなった後に赤ちゃんを守ってくれるもの、それが胸腺です(IgG)。

胸腺の働き

胸腺とは自分のからだの中を見る『目』です

・自分のからだ⇒自己⇒味方

・自分のからだでないもの⇒非自己⇒敵

これを見分ける力があります。自己と判断すれば守り、非自己と判断すれば徹底して攻撃します。

腸管免疫

腸管免疫系は、からだの中で最も大きな免疫装置です。

そして複数の領域から構成されています。

腸管免疫系を構成しているのは、

1.パイエル板

2.小腸上皮細胞とそこに存在する腸管固有リンパ球(ILE)

3.粘膜固有層とそこに存在する粘膜固有リンパ球(LPL)です。

ILEは、上皮細胞5~6個につき1個くらいの割合で存在しておりその数は全免疫系細胞の約60%と言われます。経口的に体内に入る抗原は非常に多いため、これに対応する免疫系細胞も大量に存在する必要があるのです。

1次免疫センターである「胸腺」は、Tリンパ球という士官を育て上げるとその役目は終わります。16才ごろに胸腺は大きさも働きもピークを迎え、以後は徐々に小さくなって40才頃には4分の1くらいになります。

ちょうどこの頃が、ガン年齢に当たるわけです。

そして80才ぐらいになると、胸腺は痕跡程度となり、免疫系からいうと寿命を迎えるわけですが、実際は免疫センターがシフトすることで生涯にわたって働き続けます。そのシフト先が、腸管リンパ組織です。

免疫を最大限に高めていくには、胸腺免疫、腸管免疫の両方を強化していくことが大切です。

Tリンパ球(白血球の成分の1つ)

例)赤ちゃんのそばに結核の人がいる。

⇒結核菌は赤ちゃんの鼻や口からからだに入る。

⇒胸腺は非自己、すなわち敵がはいってきたと判断。

⇒胸腺から出る『Tリンパ球』で菌を殺す。

このように普通の人であれば、結核の人と話をしていても、少々の菌であればうつることはありません。 しかし寝不足が続く、ストレス、冷えなどにより、体力、免疫力が落ちた時は、十分に菌を殺せなくなり感染しやすくなります。

Tリンパ球とは、免疫をコントロールする免疫軍団の司令塔。

・キラーT細胞:異物の細胞(ガン細胞など)を破壊する殺し屋。

・ヘルパーT細胞:免疫を働かせる役割。

これだけ科学が進歩した現在でも、ガンだけをきれいに消し去ってくれるお薬はありません。ですが体は、ガン細胞を攻撃できる働きを持っているのです。

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