10歳の男の子のアトピー症例。ステロイドで治らない悩みを漢方と腸のケアで解決
10歳の男の子。 小学3年生の彼は、生後2ヶ月の頃からアトピーを発症し、それからずっと皮膚科でステロイドによる治療を続けてこられました。
お母さまのお話では、良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、なんとか付き合ってきたそうです。ところが、ある出来事を境に、症状がこれまでにないほど悪化してしまいました。
それは、家族同然に仲が良かったワンちゃんが亡くなってしまったこと。
大好きだった存在を失った悲しみとストレスが、彼の小さな体に大きくのしかかりました。ひざの裏や背中、お腹、そして特に顔の症状がひどくなり、肌は真っ赤に腫れ上がり、ところどころジュクジュクと液が出るほどになってしまったのです。
「なんとかしてあげたい」という一心で、お母さまと一緒にご相談にみえられました。
初めてお店に来てくれた時の彼の姿は、かゆみの辛さと、初めての場所への緊張からか、どこか表情が暗く、元気がありませんでした。
アトピーの正体――「ブレーキの壊れた免疫」
アトピーという症状は、「免疫の過剰反応(暴走)」が大きな原因の一つです。
本来、私たちの体には外敵から身を守るための「免疫」が備わっていますが、アトピーの方はそのスイッチが入りっぱなしになり、自分自身の皮膚を攻撃してしまっている状態。いわば、「ブレーキの壊れた車」のような状態です。
この免疫のブレーキ役(制御性T細胞)は、実はそのほとんどが「腸」で作られています。
つまり、アトピーを根本から整える一番の近道は、「腸管免疫」を整えること。 お腹の中をきれいに「お掃除」して、ブレーキが正しく働く環境を作ってあげることが何よりも大切なのです。
食卓を「安心できる場所」に
もうひとつ、私が同じくらい大切にしていること。それは、心と免疫の深いつながりです。
ストレスがかかると、体は緊張し、免疫のバランスはより崩れやすくなります。悲しい出来事があった彼には、なおさらのこと。
そこでお母さまに、こんなお願いをしました。
「ご飯の時間だけは、一番リラックスできる時間にしてあげてください。食事中はなるべく叱らないであげてくださいね」
腸が最もよく動くのは、リラックスしているとき。食卓が「ほっとできる場所」であることが、薬と同じくらい――いや、それ以上に、彼の体を助けてくれると思っていました。
中から、外から。地道なケアを重ねて
皮膚がジュクジュクしている状態は、肌のバリア機能が壊れ、あらゆる刺激に無防備になっているサインです。
この時期に大切なのは、漢方薬で「中から整える」と同時に、「外からの保水・保湿」をこまめに続けること。両方向からケアすることで、回復のスピードは大きく変わります。
彼には腸の力を高める漢方薬を飲んでもらいながら、お家での丁寧なスキンケアを、お母さまと一緒に頑張ってもらいました。
6ヶ月後――あの子が、ダンスを踊っていた
始めて約2ヶ月が経った頃。あんなに真っ赤だった炎症が、少しずつ静まり始めました。
そして6ヶ月後。
再び来店してくれた彼の姿を見た時、私は思わず目を細めました。
ぱっと見ただけでは、アトピーがあるとは気づかないほど、肌がつるりと回復していたのです。
でも、何より嬉しかったのは、肌のことではありませんでした。
お店に入るなり、おどけたようにダンスを見せてくれた彼の顔。あの暗かった表情は、どこにもありませんでした。
「体の土台」を整えるということ
アトピーは、住環境・食生活・心の状態が複雑に絡み合った症状です。だから、回復への道のりも、その子によって一人ひとり違います。
半年から2年、時間がかかることもあります。でも、根気強く「体の土台」を整えていけば、子どもたちはきっと、自分の力で回復していける。
彼の笑顔が、改めてそのことを教えてくれました。
桜井薬品の健康相談について
神戸市東灘区の漢方の桜井薬品では、アトピーをはじめとする皮膚のお悩みに、体の中から丁寧に向き合う健康相談を行っています。
こんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。
- 春になると決まってアトピーや肌荒れが悪化する
- 子どもの肌トラブルを根本から見直したい
- ステロイド以外の選択肢、または併用できる方法を知りたい
- 目の疲れ・飛蚊症・白内障など、目のお悩みも相談したい
あなたの毎日が、もっと健やかで穏やかなものになるよう、お手伝いいたします。
漢方の桜井薬品 📍 兵庫県神戸市東灘区田中町1丁目14-23
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