【夏バテ・疲労対策】猛暑を元気に乗り切る!今注目の漢方「麦味参(ばくみさん)」とは?

夏バテ対策に「麦味参(ばくみさん)」という選択

今年の夏はまだ始まったばかりですが、すでに厳しい暑さが続いており、気象予報では例年以上の猛暑になるとも言われています。そのせいか「朝からだるい」「動くとすぐに疲れる」「暑さで食欲がわかない」――そんな声を耳にすることが多くなりました。

こうした“なんとなくしんどい”という夏の不調。
実は、体の「中」が乾いていたり、エネルギーが不足していたりするサインかもしれません。

そんな時こそ、漢方の知恵を頼ってみませんか?
今回ご紹介したいのが、「麦味参(ばくみさん)」という処方です。


■ 麦味参は「たった3種類の生薬」のシンプル処方

麦味参は、わずか3種類の生薬から成り立っています。

でも、その内容はとても理にかなっていて、暑さに弱った体をしっかり補い、立て直す工夫が詰まっています。

それぞれの役割を見てみましょう。


生薬の働きと意味

人参(にんじん)

漢方の世界で「補気薬(ほきやく)」として重宝されている代表的な生薬です。
ここでいう「気」とは、体を動かすエネルギーのようなもの。私たちが元気に動いたり、集中したり、内臓がしっかり働くためにも必要な力です。

夏の暑さで体力が落ちたり、食欲がなくなったりすると、この「気」が不足しがちになります。
人参はそんな時に、体の奥からエネルギーを補ってくれる“チャージ役”として働いてくれるのです。

麦門冬(ばくもんどう)

麦門冬は、体の「潤い」を守ってくれる生薬で、乾燥した体にうるおいを与える働きがあります。
とくに夏は、汗をかきすぎたり、冷房で体が乾いたりして、喉や肌、内臓までもがカラカラに乾燥しがち。

麦門冬は、そんな体に優しく水分を届けてくれ、喉の渇きや乾いた咳、口の乾燥、さらには体のほてり感などを落ち着けてくれます。

五味子(ごみし)

五味子は、その名のとおり「五つの味(甘・酸・辛・苦・鹹)」を持つ珍しい生薬です。
その最大の特徴は、「体から気や水分が逃げるのを防ぐ」こと。

夏はとくに汗をかきやすく、必要なエネルギーや水分まで出ていってしまいがちです。
五味子は、汗の出すぎを抑えてくれる働きがあり、同時に心臓の働きも助けてくれるので、「なんだか息切れする」「疲れやすい」といった夏の症状にも効果的。

いわば、体の“フタ役”となって、大切なものをしっかり体内にとどめてくれる、縁の下の力持ちです。


■ なぜ夏に麦味参なのか?

夏の暑さは、知らず知らずのうちに「気」と「津液(水分)」を奪っていきます。
大量の汗、冷たい飲み物の摂りすぎ、夜の寝苦しさ…。

こうした生活の中で、体は“中から枯れていく”ような状態に陥りやすくなります。

麦味参は、気を補い、体を潤し、汗を抑えるという3方向から、バランスを整える処方です。
それぞれの働きがシンプルに組み合わさって、夏バテや慢性的な疲れにしっかりと対応してくれます。


■ 活躍するシーンはこんなとき

✔ 野外イベント(フェス・万博・お祭り)での疲労予防に
✔ 炎天下での部活や運動後の体力回復に
✔ 外回りや営業でバテ気味のビジネスマンに
✔ 暑くて食欲が落ちている方のエネルギー補給に
✔ 寝汗やのぼせがあるけど、冷たいものが苦手な方に


1包 198円(税込)  60包 10,560円(税込)

最後に:冷たいものに頼らない夏バテ対策を

つい手が伸びる冷たい飲み物やアイス。
たしかにひんやりして気持ちいいのですが、それがかえって胃腸を弱らせ、夏バテを長引かせる原因になることも…。

「麦味参」は、そんな時に体を内側から潤し、優しく立て直す力があります。

今年の夏を元気に乗り切るために、冷たいものに頼るのではなく、
自分の「中の力」を立て直すという視点で、麦味参を試してみてはいかがでしょうか。

きっと、暑さにも負けない“内側の元気”が湧いてきますよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です