なぜ漢方なら痩せることが出来るのか?

今も昔も「○○ダイエット」というのが流行っては廃り、次々と新しいダイエットが世に出てきます。しかし、「太る原因」は今も昔も変わりません。「代謝が悪い」か「食べ過ぎている」かのどちらか、若しくはその両方です。

この原因を解決しないことには、何をやっても(食事制限や運動など)痩せないし、痩せても一時的なもので、いつかはリバウンドしてしまいます。

しかし、「代謝が低下する原因」や「食べ過ぎている原因」は人それぞれで異なります。

そのため、他の人が「○○ダイエットで痩せました!」と言っても、自分が同じダイエットを試して全く痩せなかったり、体質に合わず健康を損ねてしまう場合もあります。

このように、これさえすれば絶対やせるという「万人に当てはまるダイエット法」というのは存在しません。(あれば新しいダイエット法など出てきません)

そこで漢方の出番です。漢方では、体全体のバランスや「気・血・水」の状態、そして「五臓六腑」の働きを総合的に見て、症状の根本原因を探ります。症状だけでなく、体質や環境、精神的な要因まで考慮するため、一人ひとりに合わせた治療が行われます。

こうして、その人の「代謝の低下」や「食べ過ぎ」の原因を解消することで、運動や無理な食事制限をせずに自然と痩せ、太りにくい体質へと導いていきます。

運動しなくても漢方で代謝アップ!

最初にお伝えしておきますが、運動が好きな方は、ぜひそのまま続けてください。運動はダイエットだけでなく、健康にも確実に良い影響がありますので、ぜひ楽しんで続けていただければと思います。

漢方薬を利用したダイエットは、体を動かすのが嫌い、苦手、怪我などで出来ない、そして運動しているけど痩せない、そういう人のお役に立ちます。

ダイエットでよく言われる「代謝」というのは、基本的に「エネルギーの消費」を指します。そして、このエネルギーを作り出しているのが、体の中にある「ミトコンドリア」と呼ばれるエネルギーを生み出す工場のようなものです。

筋肉には多くのミトコンドリアが含まれており、運動によって筋肉を使うことでエネルギーの消費量を増やすことができます。しかし、実は筋肉でのエネルギー消費は、体全体の約20%程度に過ぎません。残りの大部分は、脳や心臓、肝臓、腸などの臓器が占めています。

つまり、代謝が低下している原因は、筋肉量の減少よりも各臓器の代謝が落ちていることが考えられます。これらの臓器の働きを、漢方薬を使ってサポートすることで、運動をしなくても代謝を上げることが可能になります。

臓器の働きには、酸素が不可欠!

各臓器の働きにはエネルギーが欠かせません。そのため、心臓や脳、肝臓などには多くのミトコンドリア(エネルギー工場)が存在しています。

では、ミトコンドリアがより多くのエネルギーを生み出すために最も重要な栄養素は何でしょうか?その答えは「酸素」です。酸素がないと、ミトコンドリアは十分なエネルギーを作ることができません。具体的には、酸素がなければエネルギーの生成量は10分の1に減少してしまいます。しかし、酸素があれば、エネルギーの生成量は10倍以上にもなります。

そして、その酸素を運ぶ役割を果たすのが「赤血球」です。この赤血球が全身の臓器にしっかりと酸素を届けることで、臓器は活発に働くことができます。

しかし、血液量が不足していたり、血液がドロドロに粘性が高かったり、血管が詰まっていると、血流が滞ってしまいます。その結果、臓器は酸欠状態になってしまいます。

酸欠になると、代謝が低下し、体重が増えやすくなります。

漢方で血流改善!臓器の代謝を活性化!

漢方が最も得意とする働きは?と聞かれたら、私は「血流改善」と答えます。それは血流障害は、血液量の不足や血液の粘性の高さ(いわゆる血液ドロドロ)、さらには血管の詰まりによって引き起こされます。そして漢方には、これらの問題を解決するための生薬が豊富に揃っているからです。

漢方薬を使って血流改善を目指す際は、まず問診(質問)や望診(顔色や表情の観察)、さらに病院での血液検査や血流測定を行います。これによって、血流が滞っている原因を特定します。

原因が特定できれば、それに応じて漢方薬を使い分け、血流改善を目指します。赤血球の寿命は約120日程度なので、血流改善にもそれくらいの期間が必要です。

ちなみに、私の経験から言うと、「運動しても痩せない人」の多くは血液量が不足していることがほとんどです。血液が足りない状態で運動をしても、代謝は上がらず、ただ疲れるだけになってしまいます。これは、水の入っていないヤカンに火をかけるようなものです。

運動をしたいけどすぐに疲れるような人は、四物湯をベースとした「補血薬」と呼ばれる漢方薬を一度試してみてください。

食べ過ぎてしまう背景には、どんな原因が潜んでいる?

食べ過ぎてしまう原因は多岐にわたりますが、主に「環境的原因」と「肉体的原因」の2つに分類できます。

「環境的原因」としては、ストレスが多いことや、忙しさや夜更かしによる睡眠不足、甘いお菓子などの食べ過ぎ、毎日のアルコール摂取などが挙げられます。これらの状況が長く続くと、自律神経が乱れ、食欲を調節するホルモン(レプチン、グレリン、コルチゾールなど)のバランスが崩れてしまい、食欲の暴走を招きます。

「肉体的原因」としては、女性の更年期や不眠症、糖尿病などが挙げられます。女性は更年期に入ると、エストロゲンの分泌が大幅に減少し、自律神経の働きが弱まります。これがホットフラッシュなどの更年期障害につながるのですが、同時に満腹中枢を刺激するホルモン(レプチン)の効果も低下します。実際に、卵巣を摘出して強制的に更年期を迎えたマウスは、目の前の餌がなくなるまで食べ続けることが観察されています。

同様に、不眠症や糖尿病の人も自律神経が弱まり、レプチンの作用が減少します。

このように、食べ過ぎは環境的および肉体的な原因によって自律神経が乱れ、食欲を調整するホルモンのバランスが崩れることで引き起こされるのです。

漢方で自律神経を整えて、食欲の暴走を止める!

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2種類があります。交感神経は、活動に必要な神経であり、朝の6時から夕方の6時まで活発になります。この神経が弱まると、やる気が出なくなり、活動量が減少します。

一方、副交感神経は、休息に必要な神経で、夕方6時から朝の6時まで活発です。この神経が弱くなると、寝ても休息が十分に取れず、疲れが溜まりやすくなります。

この交感神経と副交感神経のバランスが取れている状態が、自律神経にとって最も望ましい状態です。桜井薬品では、この自律神経のバランスを専用の測定器を用いて調べています。

交感神経と副交感神経には、それぞれ特有の力(パワー)があり、高すぎても低すぎても望ましくありません。これらの神経が一定の力でバランスを保っているときに、自律神経は正常に機能します。

漢方薬には、自律神経の力を回復させる「補気薬」と、バランスを整える「利気薬」があります。測定結果を参考にしながら、これらの漢方薬を選ぶことで、自律神経の力とバランスを整えていきます。自律神経が整うと、食欲の暴走が治まり、不眠症の方はぐっすり眠れるようになります。

漢方薬でも出来ないことがあります。

漢方薬は血や気(エネルギー)を生み出す手助けをしますが、それを支える「栄養」の代わりにはなりません。十分な栄養があってこそ、漢方薬の効果は最大限に引き出されます。

現在の飽食の時代に、「栄養不足」と聞くと疑問に思うかもしれませんが、実際には好きなものばかり食べて必要な栄養が不足している方が多くいます。これを「新型栄養失調」と呼びます。

桜井薬品では、病院での血液検査を通じて、不足している栄養素をオーソモレキュラー(分子整合栄養医学)の観点から見極めます。不足している栄養素は、食事やサプリメントを通じて補給することをお勧めしています。

漢方薬と栄養補給は非常に相性が良く、「何をやっても痩せない」と悩んでいた方が、驚くほど簡単に痩せていくケースも多々あります。

漢方の桜井薬品でのカウンセリング内容

まず、桜井薬品にご相談に来られた方のご要望をお伺いします。「着たい服がある」「結婚式に間に合わせたい」「膝が痛い」「健康になりたい」など、様々なニーズに対応しています。

次に、病院での血液検査データ、体組成測定、血流測定、自律神経測定を行い、普段の生活習慣に関する問診も実施します。これらの情報をもとに、その方の状態を把握し、例えば「血流が停滞している」「自律神経が乱れている」「栄養が足りていない」など、具体的な問題点を明らかにします。

状態が分かった上で、個々のご要望に合わせた漢方薬やサプリメントの提案、さらには食事指導を行います。費用はおおよそ月6,000円から50,000円程度ですが、肥満に伴う糖尿病や高血圧などの体質改善を目的とする場合には、3~6か月で10万円以上かけられる方もいらっしゃいます。

ダイエットをスタートされた方には、1週間から10日のペースでお体の状態を確認させていただきます。この期間に、漢方やサプリメントの正しい飲み方ができているか、ダイエットがストレスになっていないか、痩せたい一心で食べる量を減らし過ぎていないか、さらには筋肉を減らさずに体脂肪を優先的に減らせているかどうかを、問診や測定でチェックしていきます。

ダイエット中にはお体の状態が変化していくため、その都度、漢方薬やサプリメントの種類や量を調整することもあります。目標体重に到達された後も、定期的に(数ヶ月に1回)測定や血液検査のデータをもとにお体の状態を確認しに来られる方が多くいらっしゃいます。

これまで「何をやっても痩せない」「痩せてもすぐにリバウンドしてしまう」といった悩みを抱えている方、ぜひ一度ご相談ください。私たちと一緒に、あなたにぴったりのダイエット法を見つけていきましょう。あなたの健康と理想の体型を実現するお手伝いをさせていただきます。

創業75年以上の漢方の桜井薬品

漢方の桜井薬品は昭和22年に創業し、自然のお薬を主とした健康相談を実施して参りました。

皆様に支えられ75年以上もの間、漢方相談を行い、積み上げられた漢方や自然薬、長年続けてきた相談により疾患への知見は膨大なものとなっています。

特に現代では身体の仕組みにもアプローチする為に「生化学」「分子栄養学」の学びも取り入れることでお悩み解決の精度を飛躍的に高めております。

これらの長きに渡る経験値を基に、今後とも病や症状にお困りのお客様に寄り添い、しっかりとサポートしていきたいと考えています。

もし、辛い症状でお悩みであれば、お気軽にご相談ください。経験豊かなスタッフ一同お待ちしております。

営業時間中(10:00~19:00)のご質問であれば、お電話でのお問い合わせが状況が伝わりやすく、お客様も当店も分かりやすいのでお勧めです。ご質問ご相談は無料です。

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